おひとついかが?

〜ベジータとアルコール〜

 Gallery  店主のつぶやき

 設定が分かれる部分のようです。(Blog8/2『おひとつ、どうかしら?(byママ)』加筆・修正)


 ベジータとお酒。皆様どうですか。

 1.下戸 (カワイー)
 2.普通 (意外に少ない?)
 3.うわばみ (あれ以上目がすわると・・)
 4.酒乱 (地球が・・)
 5.泣き上戸 (どうしようもないな)
 6.即刻爆睡 (オモロ系)

 管理人様設定によって分かれるようです。
 当店設定では、「一見普通」なんだけど、よく見るとやっぱり酔ってる、行動が変、という雰囲気でしょうか。

 彼の送った軍隊生活を想うに、アルコールの強い影響下に身を置く事は、正に命取りだったのではないかと思います。
 通常の軍隊を想定するなら、常に強いられる緊張状態から時々少しだけ自分を解放する意味でも、ある程度必要なものなのかも知れません(そしてそれに依存するようになってしまう人も大勢いるようですが)。その影響下に入る主なリスクは、敵の奇襲に対処する判断力や身体能力が削がれてしまう、ということでしょう。
 しかし彼の所属した軍というのは、様々な星から集められた様々な背景を持つ兵士達の集団です。そしてそのほとんどが、現在同じ軍に属する仲間(とここでは呼びます)から攻撃を受け、同胞のほとんどを失った後、その戦闘力を買われてフリーザの軍門に下るという経緯を辿った人々だったのではないでしょうか。平均的に高い戦闘能力を持つ人々の中には、サイヤ人のように端から手を組んだ人々もいたでしょうが・・
 戦争とは全てそうしたものでしょうが、敵を下すことではなく全滅させることが目的である彼らの攻撃が生み出す怨恨は、特にすさまじいものだったのだろうと想像出来ます。そういう意味でも、おそらくは非常に厳しい規律のもと、精神的・肉体的に完璧な自己管理を要求される世界ではなかったでしょうか。相打ちで兵の数を減らすなどということは実に効率が良くないでしょうから。『本能のままに殺し、破壊する』というキャラクタイメージを持つサイヤ人も、かの軍門にある以上例外ではなかったでしょう。殺すことを生業とした彼らですが、業務以外では厳しくそれを律してゆかねばならなかったと考えて良いのではないかと思います。理性のネジをゆるめてしまうアルコールは、禁忌でさえあったかもしれません。

 そんな訳で、飲めない訳じゃないけれど、慣れてないので飲むとちょっと酔うベジータ。そして酔うと馬鹿になるベジータ。当店では、そんな感じです(GTでは、風呂上りにビールらしきものを煽るナイスミドルなベジータに会えましたが)。