案外難しくないですか。(Blog2/24『かのかぐわしきものの名は。』加筆・修正)
ベジータの香り。
こう書いただけで既にヤバい雰囲気。
以前ブルの香りについて書きましたが、ベジータはどうだったでしょう。
アニメのオリジナルエピソードでは何日も風呂に入らず、「あんた最後にお風呂入ったのいつよ」とか言われてブルに臭がられてたみたいな話があるようです(米版限定の台詞で)。でもあれ、宇宙船で飛び出してから戻って来るまで随分時間があったような気がしますが・・本当に入らなきゃ病気になりそうだよ。しかしナメ編に鑑みるに、清潔好きではあるのだと思います。自分の身を(彼の基準で)美しく保つことにはこだわりがありそうです。
でも『エゴイスト』であるとか『サムライ』であるとか『カルバン』であるとかいったフレグランスの瓶を並べて「今日はどれにしようかなー」と考えている姿など想像したくもありません。ここは一つ(使用しているにしても)ブル絡みだと思いたい。
「これ使ってみて」
「(くんくん)うっ・・オエー」
「何やってるのよ・・」
「俺は使わんぞ!鼻が曲がる!」
「そんなモロに嗅ぐからでしょう。ちゃんと使ったら素敵なのよ」
「なんと言われようと断る、そんなに良きゃ自分で付けとけ」
鼻を鳴らしてそっぽを向いたベジに、ブルが隙を見てシュ。
「何をする!」
「(フンフンして)あ・・」
「・・?なんだ」
「(赤くなって)ううん、何でもない」
「何だ、はっきり言え」
「(伏目で)何でもないったら・・」
「おい」
ブルの腕を掴むベジ。身体を捩って逃れようとするブル。ピンと来たベジ、ブルの顔を覗き込んで、
「―お前・・・これはひょっとして媚薬か?」
「ち、違うけど」
「けど?何だ」
「(目を潤ませて)・・妙だわ、あんたが使うと、そういう風に変質するのかしら・・・」
以来、気を良くしてそれを使用するように。かの芳しき者の名、それはベジータ。愛すべき宇宙人。
しかし難しいですね。ベジの香りって正直想像つかないです。肌そのものが良い匂いかなという気はするんですが。甘いとか渋いとか爽やかとか言うんじゃなくて、皮膚の匂い。分泌物系の。包まれると、安心したりコーフンしたりする、あれです(笑)。
個人的には、適度にシプレーの効いてる香りが好きなんですよ。ラルフローレンの『ポロ』のような。爽快で知的で上品な雰囲気。同メーカーの『ローレン』も少し傾向が違いますが好きです。自分で使用するメンズものとしては、サンローランの『ジャズ』など。あれは使い易いですよね。
・・あら、いつの間にか自分の好みの香りの話になってるし。
以前、他サイト様にて結構重めのベジブラ話を拝読した事があります。禁断の世界には踏み込む事の無いままお話は終了したのですが、そこに登場するベジが反則技的にカッコ良くてですね「こんなお父さん犯罪だろ、そら他の男じゃダメだわ」と・・(笑)
そのお話の中で、ブラが彼の頬におはようのキスをするとシェービングローションの匂いがして、という内容の下りがあったんですが、
萌 え た。
私の脳内で、ベジという人物から人工的な香りがした最初の瞬間でした。
ということで(どういうことだ)結論を出さないまま終わっておきます。